詩(楽天日記)この日記に載せた過去の詩です。著作権はsayukiに属します。「GOLDEN DREAM (1)」sayuki(世界卓球、愛ちゃん) 小さな体に大きな夢をのせて 希望と愛につつまれて 金色の夢に向かい突き進む 貴方は17歳の日本のエ-ス 託すは爽やかな君が笑顔 「GOLDEN DREAM (2)」sayuki 歴史とメルヘンの街ブレ-メンで 一つとなった貴方達 その輝くかんばせに闘志を秘めて 勝利に向けて咲く桜 「ボン・ボヤ-ジ」 sayuki 貴方の船は出航です だけど油断は大敵で 航海に荒波は付き物で 充分注意して船を進めて下さい さあ、ドラを鳴らして元気良く 船長服が良く似合う 貴方にかける私の一言 ボン・ボヤ-ジ 「罪人(つみびと)」sayuki 綺麗な羽根を持っている私 残酷な貴方は 私の羽根を一本一本抜いてゆく 長い時間をかけて そして時のたつうちに 私はもう飛べなくなっていた 「想い」sayuki 心の渇望から 夢で心を満たし 虚夢と名付けたこの想い でも真実が否定する 心の弦に触れながら 心は夢見ながらの 現実の鏡の中の私 「悪いところ」sayuki 私は良く頭が痛くなる 胃が痛い時は胃薬を 目が痛い時は目薬を だけど・・・ 頭に付ける薬はない もともと悪いのだから 「心模様」sayuki 私の心は不安定で 明るい日と暗い日の間を 願いと諦めの間を 絶えずあちらこちらへと 子供の心の様に揺れ動く 私の魂は不安定で 良き事と悪しき事の間を 人間と神仏の間を 或るおとぎ話の様な 自分の重荷の下で呻いている 「旅の途上」sayuki 時が限りない姿を 私の許に運んでくる 私はどれ一つとして 留める事が出来ないで 失ったものを惜しんでは嘆き 安らぎを求めてさすらう旅に 優しさにめぐりあう事は 終ぞなかった 私が飾るのは造花 枯れる事を知らない 色褪せた偽りの花 人生はかくも孤独であるものか 霧の中をさ迷っている様に 目にした物に何かと同化し易くなる 一言で言うと デ・ジャヴィ 「告知」sayuki 私は彫刻 灰色の目を持った 孤独の見張り 私は金メッキをした木 不死鳥の止まる 根を持たず 流離いの旅をする木偶 私は劇画 悪魔的な 楽天家の代理人 「優しさ」sayuki 一方的な愛を受け入れて 何時しか身も心もボロボロで 再生のきかなくなった私 騙すより騙される方がいいから 泣かすより泣かされる方がいいから 愛するより愛される方がいいから ずいぶん高い授業料だったけど もう昔の私には戻れないけど 又ひとつ経験積んで歳をとる しあわせ探しの旅に 終わりなんてないのかしら ス-ツケ-スを又、出さなくっちゃ・・ 「涙壷」sayuki 世の中は求めても 得られぬものばかり あの時あの場所で 流した虹色の涙 うつむくとこぼれてしまう だから涙壷にためこんで たまったら海に流しに行く それが涙とさよならの日 思い出とさよならの日 「涙壷-2」sayuki 虹色に耀く甘い涙 赤く色付いた酸い涙 黒く淀んだ苦い涙 色々の涙が海に流れつき 海を悲しみの色に染める 明日を見つめる為の涙の墓場 そしてその海から明日の太陽が昇る 「迷路」sayuki 見る処を見てなくて 空ろに泳ぐ二人の視線 知る処を知らなくて すれ違いばかりの二人の心 遠く離れていても 私の心は貴方の傍に 貴方の心は誰の傍? 「赤い糸伝説」sayuki 君の心を読むうちに 感じる事はいつも一緒 なぜか気になる胸騒ぎ 貴方が先で私は後で いつも私が付いてゆく 愛の天使の悪ふざけ 多くの苦難と戦って 時空を超えて探してた 貴方を終に発見す 貴方は私の終の宿 あとは貴方の決断次第 信じますか赤い糸の伝説を・・ 「行方知れず」sayuki 書いては丸める 行方知れずの私の手紙 かすかに青ざめた 行方知れずの私の心 魔法を使ってでも 引き寄せたいあなたの心 「紅い唇」sayuki あなたのために 引いた赤いル-ジュ あなたのために ピンクに染めて 心に化粧 ふっとため息一つ漏れ この一言を伝えたい 「断片」sayuki 突然に時計の息づきが 耳に飛び込んで来て 私の思いを暫し中断させる 誰にでもついて来る 迷子の子犬の様に 私の心は心細く その行く先を探るには 嘲りに満ちたもの なのかも知れない 「失くしたもの」sayuki 空高く旅する雲が私に語りかける もうふるさとに帰りなさいと だが私にはふるさとは無い 私のふるさとは貴方だったのに 貴方を失ってしまったのだから 理解と誤解に挟まれて 愛情と憎悪に挟まれて 現実と理想に挟まれて 潰されてしまった貴方の心 潰された心はもう戻らない 甘えていた自分が愚かしい 「或る出来事」sayuki 書き散らかした言葉を 心の掃除機で吸い込む 沢山の愛という言葉で 心が目詰まりしてしまい もう愛を語れなく なってしまった 桜舞い散るこの季節 涙に滲む春の色 「秋の夜に」sayuki 初霜月の子の暁どき 雨上がりの外に出て 静寂の中に月を捜す 雲のはざ間に隠れたか 星達の煌きが見えるだけ こんな夜には・・・ 人肌のぬくもりが恋しくなる ささくれだった日々に 心がざわついている 「砂」sayuki 心にひびく 鳴きの砂 希望をつなぐ 星の砂 海は風にのせ 懐かしさと 寂しさをはこぶ 吾もまた一粒の砂 「永遠」sayuki 永遠はfor everに いつまでも続くことを 信じること 信じることは罪 罪は刹那の嘘 嘘は愛からはじまる 愛は大海に眠る ひとすじの希望 希望なしで人は 生きてはゆけない 楽天ブログakila&lilyさんの詩「嘘」にレスしたもの |